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肉のTsudoiメンバーが食べ歩いた焼肉屋を紹介します

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【近江牛の世界】実は日本最古、400年の歴史を持つブランド牛

ここまで半年近くかけて46都道府県のブランド牛を紹介してきました。

記念すべき最後を飾るのは、皆さまお待ちかねの日本三大和牛の一つ、近江牛です!

実はこの近江牛、ブランドとして定義されたのは2005年のこと。

商標として登録されたのは何と2007年と最近のことなんです。

まだまだブランド牛としては新参者の近江牛の魅力について迫っていきましょう☺

ブランド和牛「近江牛」と呼ばれるには…!

兵庫県の神戸牛と三重県の松坂牛とともに、日本三大和牛の1つとされている近江牛。そしてこの三大和牛の中でも、最高級の霜降り肉と言われているんです。

そんな近江牛の定義は「豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種」ということ。

日本三大和牛にしては少し大雑把な気がしませんか。

実はこの定義に当てはまる近江牛の中でもよりすぐりの近江牛だけが認証「近江牛」として販売されています。

提供:http://www.oumiushi.com/ninsyo.html

 

その定義は「近江牛」の中でも、

➀枝肉格付がA4、B4等級以上のもの

②協議会の構成団体の会員が生産したもの

③滋賀食肉センターまたは東京都立芝浦と畜場でと畜・枝肉格付されたもの

となっています。

提供:http://www.oumiushi.com/ninsyo.html

 

格付けは必ずしもおいしさに比例するものではありませんが、光沢やサシの割合などの見た目でも格が高いということを示しています。

二度の格付けを経た近江牛、さすが日本三大和牛です。

この定義をクリアする近江牛は年間6,000頭しか出荷されません。厳しくこだわりのあるブランド牛だとわかりますね!

中川畜産のこだわり

そんな希少な近江牛を心を込めて育てているのが「中川畜産」さんです。

提供:https://www.tsukiji-oumiya.com/html/page20.html

 

現在の8代目卓さん・晶成さんまで200年以上続く中川家には先祖代々「牛の飼育には水が最も重要である」という教えがあり、今もその教えを大切に守っています。

近江米を栽培する水田地帯の中に牛舎を構え、地下80mからくみ上げる水は口当たりなめらかでとても美味しいそうです。そんな美味しい水と近江米の稲わらを食べて中川畜産の牛たちは育っています。

「牛を知り尽くした牛飼いが愛情込めて育てるから最高の肉牛になる」中川畜産の歴史は、牛を家族同然、大切に育ててきた歴史とも言えます。

提供:https://www.tsukiji-oumiya.com/html/page20.html

 

この写真は昭和30年代に中川家の玄関先で撮影されたもの。牛の豪華なまわしを着せ、足には草履を履かせてお祝いをしたそうです。牛にかける愛情が伝わってきますね!

 

日本最古、世界最古⁈のブランド牛

近江牛には400年の歴史があります。
日本三大和牛(近江牛、松阪牛、神戸牛)はそれぞれ100年を超える歴史を持っていますが、中でも近江牛は圧倒的な歴史を有しています。

近江牛の歴史は、食肉禁止だった江戸時代に遡ります。

当時、彦根藩(現滋賀県彦根市一帯)だけは唯一、牛の屠畜が許され、牛肉は滋養の薬「反本丸(へんぽんがん)」として全国の諸侯に振舞われていました。公然と食べることができなかったので薬という名目を使ったのかもしれません。
まだ「近江牛」というブランド名はありませんでしたが、彦根牛肉として知られていたようです。戦国時代には、豊臣秀吉が小田原城を攻めた際、秀吉側の武将、高山右近が蒲生氏郷や細川忠興らに牛肉を振る舞ったという史実が残っています。有名な戦国武将たちからも愛されていたんですね!

提供:https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/chikusan/18262.html

写真は、文久3年(1863年)ごろ来日した写真家フェリックス=ぺアトが、来日間もない頃に宿場町厚木の風景をとったものです。

右側の店が掲げている看板には「牛肉漬」「薬種」との表記があります。つまり明治維新の3〜4年前のころ、東海道から離れた厚木のような小さな町で、江州彦根産の牛肉(おそらく味噌漬)が薬用として売られていたということがこの写真でわかります。(参考:「牛肉と日本人」吉田忠 著)

 

日本三大和牛と呼ばれる所以

近江牛が日本三大和牛と言われるのには長い歴史だけでなく、その味にも特徴があります。

提供:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13142417/?cid=google_yoyaku

1つ目は、「芸術的なサシ」。肉と脂肪の混ざり具合を「サシ」といいます。近江牛は、全体的に細かいサシが入っています。美しく、芸術品のようなサシが近江牛の最大の特徴です。

2つ目は「きめの細かい肉質」です。きめの細かさは味ではなく、肉質や柔らかさ、硬さに影響します。近江牛はきめが細かく、柔らかな肉質です。

3つ目は「融点の低い脂」。融点が低く、口の中でとろけてしまう脂です。そしてツヤがあり、適度に粘りを持っていることで味わい深くなります。

ある美食家の方は近江牛を食べて、「究極の味と香りが楽しめて、まさに味の芸術品といっても過言ではない」と言ったそうです。

東京でもそんな近江牛を味わいたい!

ここまで、近江牛の特徴と魅力をたっぷりご紹介してきました。その魅力を知ってしまったからには、ご自身の舌で味わいたくなりますよね…?

ということで、東京にいながらも近江牛を美味しく食べられるお店をご紹介いたします!

◎近江うし にくTATSU 銀座店

銀座駅から徒歩1分という好立地にあり、個室も多数あるという『近江うし にくTATSU』。店名にも入っているように厳選されたこだわりの近江牛のみを提供しているお店です。

なんとこのお店、生肉取り扱いの許可を受けているため、ユッケや牛刺し、肉寿司まで食べられるんです!!

提供:https://nikutatsu-ginza.com/

他のお店で・はなかなか味わえない、貴重なメニューですよね!

ぜひ味わってみてください!また、お店のHPからテイクアウトメニューも注文できちゃいます!

お家にいながら最高級和牛をご堪能あれ☺

▪住所 東京都中央区銀座5-7-6 I liv 15F

▪URL https://nikutatsu-ginza.com/

◎焼肉 近江牛肉店 本店

滋賀県直送の近江牛を販売している「近江牛肉店」の奥で焼肉を堪能できる『焼肉 近江牛肉店』。

提供:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13142417/?cid=google_yoyaku

お肉屋さんだからこそ新鮮で安全なお肉を安価に食べることができます。そして最大の特徴は精肉店ならではの30種類以上の部位を日替わりで提供していること!

認証近江牛のみを扱う精肉店にしかできない部位の食べ比べコースがおすすめです☺

 

提供:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13142417/?cid=google_yoyaku

▪住所 東京都港区新橋4丁目20−3 市兼ビル1F

▪URL https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13142417/?cid=google_yoyaku

 

近江牛マスク誕生!!

近江牛の繁殖肥育一貫経営に取り組む「『おうみ』和牛繁殖協議会」が、オリジナル布製マスク200枚を作製したそうです!

出典:https://www.chunichi.co.jp/article/166933

マスクは黒毛和種をイメージした黒地に「近江牛」と黄色い文字であしらわれています。コロナの影響で落ち込む経営に対し、マスクを見た人に近江牛を知ってもらう目的で作られました。

近江牛の生産関係者しか持っていないこのマスクを見られたら幸せかも?!

以上、近江牛の世界でした!

47都道府県全てのブランド牛をご紹介しましたが、

お好きなブランド牛は見つかりましたか??

気になったブランド牛やお店にはぜひ足を運んでみてください^^

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