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【熊野牛の世界】 世界遺産「熊野古道」の地が生んだ! 神秘のブランド牛

熊野古道に縁がある牛「熊野牛」って?

パワースポット巡りでも人気の「熊野古道」がある和歌山県熊野地方。
そこに、年間約200頭、月平均8頭ほどしか出荷されない希少なブランド牛が存在します。

それが「熊野牛(くまのぎゅう)」です。

熊野古道が世界遺産に登録されたことでも脚光を浴びた熊野牛ですが、そのルーツは京都からもち込まれた牛だといわれています。
……ということは、熊野古道を歩いてやって来た牛なのでしょうか。一体、どんな歴史を経てブランド牛「熊野牛」になったのでしょう。

今回は、そんな熊野古道に縁のあるブランド牛【熊野牛の世界】を探っていきます!

 

平安時代に京の都から来た牛がルーツ


熊野牛もここを歩いた?熊野古道
出典:https://www.wakayama-kanko.or.jp/

熊野古道を通り、熊野三山(熊野本大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を参拝する「熊野詣」は、平安時代にも盛んに行われていた行事です。そして熊野詣の際に、京の都から荷牛として連れて来られた牛が「熊野牛」のルーツにあたるといわれています。

熊野地方で牛は農耕用として長く飼われ、食用にもされていました。その良い肉質を活かして肉牛をつくろうと「和歌山県熊野牛ブランド化推進協議会」が設立したのが1999年。但馬牛などの優良な血統を取り入れた品種改良が行われ、ブランド牛「熊野牛」が誕生しました。

2004年に「熊野牛」は正式に和歌山県特産のブランド牛肉となり、熊野古道が世界遺産に登録されたこととも合わせて注目されるようになっていきました。

 

日本三大ブランド牛にも見劣りしない! キレイさ抜群の霜降り


出典:https://premier-wakayama.jp/items/307

熊野牛の特徴は、色鮮やかな赤身にキレイに入った霜降りです。その充分な霜降り度合いは、日本三大ブランド和牛に肩を並べるほどとも言われています。
肉のもつ風味が非常に良いのもポイント。肉の繊維が細かいため、食感がとても柔らかいことも高く評価されています。

また、焼いたときに際立つ香ばしい香りも熊野牛のもつ大きな魅力。ぜひ焼肉で味わって、その香りや風味、味を最大限に満喫したいですよね!

 

安心・安全品質であると証明できる認定牛


出典:https://www.japanwagyu.jp/page16.php

ブランド牛「熊野牛」の名前を使用できるのは、以下の条件を満たした牛とされています。

  1.  品種が黒毛和種であること
  2.  出荷までの月例が26ヶ月以上であること
  3.  和歌山県在住の生産者によって出荷月齢の半分以上肥育されていること
  4.  雄牛もしくは雌は未経産であること
  5.  日本食肉格付け協会による枝肉の格付けがA3もしくはB3ランク以上であること、もしくは熊野牛認定委員会が審査を行い相当の肉質をもつと認定した牛であること
  6. 100%植物性の飼料を与えられたもの

また、購入した牛肉に記載された個体識別番号で、出生地や肥育者、畜地(食肉加工された場所)を検索できる「熊野牛トレーサビリティシステム」を導入しているところにも注目! 生産者側のみならず、消費者も自分の手元で、その徹底管理の内容を確認できるのはすごいですよね、

2020年より、県内で最も優れた熊野牛の母牛を選出する「県種牛共進会」も始まり、熊野牛の品質向上を目指す様々な取り組みは、まだまだ留まるところを知りません!

 

ブランド力向上に尽力する生産者たち

熊野牛は和歌山県全域で生産されており、現在三重県熊野市にある1軒の肥育農家を含めて全30軒弱の繁殖・肥育農家があります。

伊都郡かつらぎ町の楠本哲嗣さんは、自宅近くの牛舎にて熊野牛の繁殖と肥育を一貫して手がけている生産者。開放的で換気のよい牛舎に牛たちををゆったりと配置し、個体観察にも重点をおいて肥育するのがモットーです。


出典:http://hashimoto-news.com/news/2017/12/22/45953/

「和歌山県熊野牛ブランド化推進協議会」の会長として熊野牛のブランド化にも尽力した楠本さん。販路拡大、食育ボランティア、講演活動など、熊野牛のブランド力アップにも大きく貢献したとして、2017年には「和歌山県・農林水産大臣賞」を受賞しています。

そのほかにも、熊野牛には熱意と愛情をもって飼育する生産者が揃っており、全生産者の情報は  熊野牛トレーサビリティシステム  で知ることができます。

 

熊野牛を味わうなら取扱指定店で!

出荷数が少なく県外には流通していない熊野牛ですが、和歌山県では全域に食べられる飲食店があり、通販で提供している精肉店もあります。ここでは熊野牛を提供・販売している地元でも人気の取扱指定店を紹介します。

 

焼肉ひげ

和歌山県内に熊野牛を提供している飲食店は多数ありますが、飲食店で唯一「熊野牛指定料理店」として認められているのが新宮市にある「焼肉ひげ」です。


出典:https://tabelog.com/wakayama/A3005/A300501/30003874/dtlphotolst/?mode=owner&smp=2

レベルの高い肉質をもつ肉だけを厳選して仕入れており、上質で絶品の熊野牛をリーズナブルに味わえます。創業45年余の秘伝の焼肉のタレも絶品で、熊野肉特有の香ばしさや旨味とも相性抜群!
また、厳選ワイン40種・本格焼酎50種類などドリンクメニューも充実しているので飲みながら焼肉を楽しみたいという人にも好評です。

広々とした店内にはカウンターに座敷、大広間もあり、家族の集まりやお祝い、各種宴会にも幅広く利用できますよ。

熊野牛の焼肉定食やカレーを楽しめるランチタイムも人気。熊野古道散策や観光、出張などで和歌山を訪れる機会があったらぜひ立ち寄って欲しい焼肉店です。


「焼肉ひげ」の暖簾とひげのキャラクターが目印
出典:https://tabelog.com/wakayama/A3005/A300501/30003874/dtlphotolst/?mode=owner&smp=2

住所:和歌山県新宮市神倉4-3-19
HPhttps://tabelog.com/wakayama/A3005/A300501/30003874/

 

熊野牛取り扱い店 八屋

ウンチクは語りません。ただ、素直においしいです
(引用:http://www.kumano804.com/

と、熊野牛のおいしさに誇りをもって販売している《熊野牛取り扱い店八屋》。

オーダーを受けてからカットする、鮮度にこだわったおいしい熊野牛が自慢で、同店の熊野牛を味わって以来ファンになったというリピーターも多数。


とろける霜降りの部位を楽しめる『熊野牛焼肉用極上肉』
出典:http://www.kumano804.com/?pid=16263883

焼肉用商品には、適度に霜降りが入った老若男女問わず人気の「特上」や、ミスジ、ハネシタ、極上カルビ、とろける霜降りが自慢の「極上」などが揃います。

家庭料理に使いやすい切り落としや、様々な用途に応じた商品も。100g単位で注文できるので、お試しでの購入や異なる部位や銘柄との味比べもできるのも嬉しいポイント。贈答用化粧箱もあるので、ギフトやお歳暮などにもおすすめです。

住所:和歌山県田辺市本宮町本宮4711
HPhttp://www.kumano804.com/

 

熊野牛をBBQで楽しめる道の駅が誕生!

20207月に阪和道和歌山ICから15分、和歌山南スマートICから5分の場所に和歌山市初となる道の駅「四季の郷公園FOOD HUNTER PARK」がオープンしました。

敷地内は5つのエリアに分かれており、地元食材を味わったり特産品を購入したり、BBQや農業体験など様々な体験も楽しめます。


出典:https://fh-park.jp/place/hono/

開放感抜群のBBQエリアでは、スペースを含むBBQ用品がレンタル可能で、事前に予約をすれば熊野牛ステーキなどを盛り込んだ豪華なBBQ料理セットもオーダーできます。食材の持ち込みもOKなので、時間があれば近隣の精肉店などに立ち寄って熊野牛を調達するのもいいのでは。

『熊野牛ステーキとジビエソーセージのBBQセット』5,500
出典:https://fh-park.jp/events/bbq-fair2/

「野生を楽しもう」がコンセプトの自然とスタイリッシュさが共存する道の駅で、都会の喧騒や日頃のストレスを忘れておいしく楽しく過ごしましょう。

住所:和歌山県和歌山市明王寺85
HPhttps://fh-park.jp/

 

和歌山県随一のブランド牛「熊野牛」の歩みは熊野詣の歴史なしに語ることはできません。世界遺産に登録された熊野古道の神秘的な空間や絶景は一度は見ておくべきと言われる場所で、その地で生まれた熊野牛もまた一度は味わっておくべき和牛と言えるでしょう。

次回遠出する機会があれば、熊野古道散策&熊野牛堪能の旅なんて、いかがでしょうか。

以上、【熊野牛の世界】でした。

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