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肉のTsudoiメンバーが食べ歩いた焼肉屋を紹介します

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【横濱ビーフの世界】 今も続く、文明開化の“味”…!?

横濱ビーフって……?

皆さん、「横濱ビーフ」という名前を聞いたことがありますか?日常で、あまり耳にすることはないかもしれません。
それもそのはず、日本には様々なブランド和牛がありますが、「横濱ビーフ」は出荷頭数も少なく、なかなかお目にかかれないレアな黒毛和牛なんです!

とはいえ神奈川県、なかでも横浜は日本の牛肉文化の基礎を築いた街…!焼肉好きとしては、そんな街の名を冠するブランド牛はぜひとも押さえておきたいところです。

というわけで今回は、そんな神奈川県のブランド和牛【横濱ビーフの世界】について紹介していきます!
https://img2.mypl.net/image.php?id=266306&p=mp&s=600_740&op=
出典:https://yokohama.mypl.net/kanagawa/mp/info_kanagawa-yokohama/?sid=38368

 

横濱ビーフと認められるためには

横濱ビーフはその名前のとおり、神奈川県のブランド和牛です。
そんな横濱ビーフとして認められるためには、以下の基準を満たす必要があります。

・厳選された黒毛和種であること。
・肉質等級が4以上であること。
・「横濱ビーフ特定生産農家」が育てること。
・餌に統一の基本配合「横濱ビーフA」を使用すること。

このような基準を満たすことで、横濱ビーフとして認められるのです!
黒毛和種であるというのはブランド和牛ではよくありますが、肉質等級は4以上というのは厳しい審査基準といえ、それだけ品質の高いブランド和牛というのがよくわかります。

また、注目したいのが横濱ビーフにしかない独自基準の多さ。
「特定生産農家」による肥育は、肥育環境のレベルを揃えるのに有効なだけでなく、出荷頭数の制限につながるため、ブランド性をより高く保つのに一役買っているといえます。また、統一の配合のエサを使用するのは、農家ごとでバラバラの餌を使用することによる肉質に偏りを防ぐため。それだけ品質に気を配っているのがよくわかりますよね。
このような基準を満たさないと認められない横濱ビーフは、それだけ選び抜かれたハイクオリティなブランド和牛なのです。
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出典:http://kanagawa.lin.gr.jp/gourmet/gyuniku/hamabeef.html

 

エサには「おから」も使う…!?

前述のように、「横濱ビーフ」の認定基準には、肉質を均一に保つためにエサに統一の基本配合である「横濱ビーフA」という配合を用いることが挙げられています。

そしてその基本配合に加えて各農家が独自のエサを入れることがあるのですが……
そこで多く用いられるのが、豆腐から生まれる「おから」なのです。
おからの栄養価が高いのはもちろんのこと、その風味は牛が好むものとされています。おからを加えることで、牛たちもエサを食べやすくなり、栄養面でもプラスになる。まさに理想的なエサなんですね!

また、農家によってはおからの代わりにビールの製造過程に生じる「モルト粕」をつかうところもあります。同じく栄養価の高さ加え、ビール醸造の際には無駄になってしまうモルト粕を肥育に活用することで有益なものに変える…というすばらしい循環が生まれています。

 

「文明開化」と「牛肉文化」

昔の日本には、現代のように牛肉を食べる文化はありませんでした。
そんな日本で牛肉を食べる文化が広まったのは、明治の文明開化の時からといわれています。その始まりは、幕末の開港と同時に多くの外国人が横浜に来るようになり、外国人居留地で牛肉が食べられるようになったことでした。

その食肉の需要を満たすために、国内でも肉牛が育てられるようになりはじめ、少しずつ日本人にも牛肉を食べる文化が広がっていくのです。当時の一般的な食べ方の1つが牛鍋。当時の牛肉は獣臭さが残るものもあり、その匂いを消すために様々な調味料と香味野菜を加えた牛鍋は様々なひとに好まれ、「文明開化の味」とも称されました。
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出典:http://kanagawa.lin.gr.jp/gourmet/gyuniku/hamabeef.html

 

文豪にも好まれた、元祖牛鍋の店

牛鍋の発祥には諸説ありますが、そのひとつとされているお店が、《太田なわのれん》です。創業は慶応元年(1865年)、能登半島から横浜に移り住んだ初代店主の方が開いた、とても歴史のあるお店です。
先述したように、当時の牛肉はまだ獣臭さの残るものが多く、おいしく食べるには工夫が必要でした。そこで、牡丹鍋(山猪鍋)から着想を得て、味噌と醤油をベースに葱なとを用いた牛鍋を提供したのが、牛鍋の始まりとされています。
この牛鍋は多くの人を惹きつけ、《太田なわのれん》には吉川英治獅子文六などの文化勲章を獲得するような名だたる文豪たちも通ったといわれています。
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出典:https://www.otoriyosetecho.jp/column/itoakira/8637/

■牛鍋 太田なわのれん
住所:神奈川県横浜市中区末吉町1-15
HP :https://www.ohtanawanoren.jp/

 

「横濱ビーフ」が食べたい!!

ここまで読んでいただくと、今すぐ「横濱ビーフ」が食べたい!という気持ちになるのではないのでしょうか?
もちろん、牛鍋というスタイルでもいいのですが、牛肉本来の味を楽しむためにも焼いて食べるのがおすすめ。
今回は、東京から行くことができて、横濱ビーフを食べることができるお店をご紹介いたします!

 

◯焼肉 濱皇

まずは、現地で食べるのが一番!《焼肉 濱皇》は神奈川県横浜市にある焼肉屋さんです。こちらは、横濱ビーフ生産牧場である小野ファームの直営店としてオープンしたお店であるので、肉の品質は間違いありません。

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出典:https://uoasa.exblog.jp/12672058/

特に人気なのが、横濱ビーフの和風ステーキランチです!ランチセットのお膳のなかに生のお肉が盛られており、それも自分で焼いて食べるというなんとも贅沢なセット!
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/016/536/64/N000/000/033/145019028730473595177_DSC00983.JPG
https://yukemuri-manpuku.at.webry.info/201512/article_15.html

東京からのアクセスもいいので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。

■住所:神奈川県横浜市栄区長沼町326
■HP :http://www.hamaou.com/home.html

 

◯横濱 みなと亭

《横濱みなと亭》は先ほどご紹介した《焼肉 濱皇》が、東京の青山に構えたお店。ランチのみの営業なので来店の際には注意が必要ですが、その分リーズナブルに料理を楽しむことができます。

https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/b63cf0467e3297ceaeaae1a39708aec5f5666bfc.56.2.9.2.jpeg
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/systemblog/diary/201808240000/

厳選素材を使用した特製ハンバーグが自慢のお店ですが、横濱ビーフを使ったメニューや、本店である《焼肉 濱皇》でも提供しているカルビを味わえる「みなと亭カルビ」などもあり、大満足のラインナップ。
身近ですぐに横濱ビーフを味わいたいという方にオススメです!


出典:https://retty.me/area/PRE13/ARE23/SUB2303/100000027648/photos/

 

■住所:東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1F
■HP :http://www.hamaou.com/minatotei/

 

人生で一度は食べたい横濱ビーフ

東京の近くで育ちながらも、なかなか食べることのできない、レアなブランド牛である横濱ビーフ。
人生で一度は食べてみたいと思った……そこのアナタ!ぜひ少し足を延ばして神奈川まで食べに行ってみてください。必ず、その期待を裏切らない素晴らしいお肉が待っています!

それでは以上、【横濱ビーフの世界】でした!

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