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【能登牛の世界】能登半島を訪れなければ出会えない!?販売数量の少ない”幻の黒毛和牛”

 

“幻の黒毛和牛”ってどういうこと?!

全国47都道府県のブランド牛調査第8回目!

今回は、“幻の黒毛和牛”との異名をもつ「能登牛」をご紹介します。その理由は、能登半島外ではほとんど販売がされていないから。その希少性の高さが“幻”という言葉につながっているんですね。

それでは早速、【能登牛の世界】をご堪能ください!

 

年間出荷頭数はたった1000頭!希少性の高い「能登牛」


出典:https://www.notoushi.com/shigureni/03_brand/index2.html

「能登牛」は、年間頭数が1000頭と少なく、数ある高級和牛のなかでもその希少性において名高いブランド牛です。

神戸ビーフの出荷頭数が年間7,000頭、仙台牛が年間6,000頭であることと比べると、能登牛がいかに少量生産であるかお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

抜群の脂肪の質でとろける食感を誇る「能登牛」


出典:https://notoushi.com/brand/about.html

能登牛は、5年に1度開催される全国規模の牛肉品評会で、“和牛のオリンピック”として有名な「全国和牛能力共進会」で特別賞である「脂肪の質賞」を受賞しました(平成19年・第9回目)。実は、「脂肪の質賞」はその年に初めて設立された賞で、能登牛は栄えある第一回目の受賞牛に輝いたのです!

その理由は、能登牛のオレイン酸の含有率が非常に高いことにあります。オレイン酸というのは、牛の美味しさに最も関係していると言われる成分で、牛肉の風味や香り、柔らかさに大きな影響を与えます。また、オレイン酸は不飽和脂肪酸の一種で酸化しにくく、コレステロール値を下げたり、発癌リスクを低めたりする働きがあるとも言われ、健康効果が高い成分としても注目されています。

さらに、能登牛は他の和牛と比べ霜降りサシが少なく赤身が多いため、肉の風味を存分に楽しめるのも特徴です。とろける食感と肉の旨味を同時に楽しめて、かつヘルシーという夢のような特徴をもっているのが「能登牛」なんですね。

 

厳しい基準をクリアした確かな品質の「能登牛」

「能登牛」は、ただ単に、“能登半島で育てられた黒毛和牛”だというわけではありません。高級ブランド和牛「能登牛」の称号を得るためには、いくつかの基準をクリアする必要があります。

能登牛は、石川県内の肉用牛関係団体からなる「能登牛銘柄推進協議会」によって認定されるのですが、その協議会によって定められた認定基準は、次の3つです。

・黒毛和種(血統が明確であるもの)
・石川県内が最終飼養地であり、かつ飼養期間が最長
・肉質等級はA3以上またはB3以上

つまり、能登半島で育てられた黒毛和牛の中でも、肉質を高く格付けされ、そして肉色も良い牛のみに「能登牛」という名称が認定されているのです!


出典:http://ishikawa.lin.gr.jp/hp/news/notoushi.htm

認定された牛には、「能登牛証明書」を発行され、店頭販売時には「能登牛シール」を貼ることができます。厳しい基準を乗り越える必要があることを考えると、その希少性の高さにも納得できますね!

 

農耕用から改良を重ねて良質な食肉用へ…能登牛誕生の歴史

能登半島に能登牛の祖先となる和牛が導入されたのは、大正時代のこと。鳥取県から食肉用ではなく、農耕用として働くために和牛が運び込まれました。そこから時は流れ、昭和になると、今度は兵庫県から雄牛が導入されます。それにより、体積のある鳥取系と資質の良い兵庫系が掛け合わされ、両方の良さを持ち合わせたサラブレッドの和牛が誕生しました。


出典:https://notoushi.com/brand/about.html

そこからさらに改良を目指し交雑が重ねられる中で、体積は劣化したものの、肉質や骨味は他の高級和牛と並ぶ、食用に適した牛が誕生し、能登牛として愛されるようになっていきました。

 

能登牛のブランド化に貢献した生産者「寺岡畜産」

現在ではブランド黒毛和牛として名を馳せる能登牛。そんな能登牛のブランド化に大きく貢献した生産者が「寺岡畜産」です。


出典:https://notoushi.com/brand/about.html

能登牛の頭数が現在よりも遥かに少なかった時代から、能登牛の肥育・改良によるブランド化や供給量増大にいち早く取り組み、能登牛ブランドの確立に努められていました。また現在は、基本的には能登半島のみで販売される能登牛のクール便直販を行っており、首都圏まで能登牛を販売してくれる数少ない生産者です。

 

“幻”の「能登牛」を都内で!

能登半島外ではあまり販売されていない能登牛ですが……都内にも、味わうことのできるお店があるんです。
ディナはもちろん、ランチで気軽に楽しむことができるので、目的や気分に合わせて選んでくださいね。

○いしかわ百万石物語 江戸本店
《いしかわ百万石物語》は、銀座にお店を構える石川県のアンテナショップです。B1Fのイートインでは、リーズナブルな価格で能登牛のステーキ丼が楽しめます。

出典:https://www.ozmall.co.jp/travel/antennashop/spot/14183/

能登牛ステーキ丼はランチのみ1500円の破格!能登牛を気軽に楽しめます。1日4食限定なので、食べに行くときにはお早めにどうぞ。

■住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル
■  HP:https://100mangokushop.jp

 

○いまここ
元公邸料理人が腕を振るう能登半島の旬の味を楽しめる懐石料理屋さん《いまここ》。丁寧に調理された能登牛の焼き物やしゃぶしゃぶを堪能することができます。


出典:https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13158104/dtlphotolst/1/smp2/

上品な雰囲気のお店なので、会食などパブリックな用事のときにもぴったりです。

■住所:東京都渋谷区円山町25-8
■  HP:https://www.imakoko-sinsen.com

 

○のとだらぼち
「銀座の真ん中で能登料理を楽しむ」というコンセプトのもと展開されているのがここ《のとだらぼち》。


出典:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13009508/dtlphotolst/1/smp2/

能登牛をはじめ、能登半島の生産者から仕入れた新鮮な食材を楽しむことができるのも魅力です。

■住所:東京都中央区銀座8-4-27 プラーザ銀座ビルB1
■  HP:https://www.ginza.jp/shop/2758

 

朗報!能登牛は\ 増 加 中 /!

実は、石川県では能登牛の増産への取り組みが行われているんです。
その取り組みの結果、2009年に500頭だった出荷頭数が、2015年に700頭、2019年には1,000頭と着実に増加してきています。令和元年5月には、「能登牛1000頭達成記念行事」が開催されました。

石川県は、今後に向けて年間1,500頭の出荷を目標に掲げており、私たちが県外で、能登牛を気軽に味わえる日もいつか訪れるかもしれません!

 

可愛いゆるキャラ べこりんも大人気!

出典:https://www.facebook.com/pg/becorin/posts/

能登半島で広く愛される能登牛にも、ゆるキャラが存在します。

その名も能登牛応援キャラクター・べこりん

能登半島の自然に囲まれて育った黒部和牛の男の子です。男の子ながら可愛いお洋服を着ているのには、牛のオスは生まれるとすぐ獣臭さが出ないよう去勢されるからという深い理由が。1000頭達成記念行事で撮影会を行ったり、能登牛関連のイベントに駆け付けたりとべこりんは能登牛のPRのために日々大活躍しています。

さて、べこりんと共に躍進を続ける幻の黒毛和牛【能登牛の世界】をお届けしてきました。その魅力をたっぷり感じていただけたでしょうか。
次回はあの“でっかい”、“北の大地”で育まれるブランド和牛についてお伝えしていきます!どうそ、お楽しみに。

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